クレーン作業の安全対策、注意事項を解説

クレーン作業は常に危険と隣り合わせです。重大な事故を防ぐためには、作業前の入念な準備と作業中の
絶え間ない注意が不可欠です。今回はクレーン作業の安全確保のために、作業前と操作時に特に注意すべき
確認事項をまとめました。作業を開始する前に確認していただき、安全作業の参考にしてください。



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目次[非表示]

  1. 1.クレーン作業前に確認するポイント
    1. 1.1.作業環境の確認
    2. 1.2.クレーン本体の確認
    3. 1.3.玉掛け用具の確認
    4. 1.4.作業計画の確認
  2. 2.クレーン操作時の注意事項
    1. 2.1.指揮者との連携を密にする
    2. 2.2.吊り荷の状態を常に確認する
    3. 2.3.操作の基本を守る
    4. 2.4.作業終了時の注意
  3. 3.まとめ

クレーン作業前に確認するポイント

作業環境の確認

・周囲の障害物:

 屋外では電線・建物・他の重機など、屋内では機械や他の荷物など、クレーンの旋回や移動、
 ブームの動きを妨げる障害物がないか確認します。

・天候:

 屋外での作業の場合は強風、雷、大雨、降雪など、作業に影響を与える悪天候の場合は
 作業を中止または延期した方が良いでしょう。

クレーン本体の確認

・定期点検:

 クレーンの定期自主検査記録を確認し、不具合がないことをチェックします。

・ワイヤーロープとフック:

 ワイヤーに損傷やキンク(ねじれ)がないか、フックの安全装置が正常に機能するか確認します。

・アウトリガー:

 クレーン車での作業の場合はアウトリガー(転倒防止装置)が確実に張り出し、
 ジャッキが安定していることを確認します。

玉掛け用具の確認

・スリング・ワイヤー:

 玉掛けに使用するスリングやワイヤーに、傷や変形、ほつれがないか確認します。

・シャックル・フック:

 シャックルやフックに亀裂や変形がないか、安全ピンが確実に装着されているか確認します。

作業計画の確認

・重量・重心:

 吊り上げる荷物の正確な重量と重心を確認し、クレーンの能力を超える無理な吊り方をしないようにします。

・合図・連絡体制:

 合図の指揮者は誰が担当するのか、無線機や手信号など、具体的な連絡方法を作業員全員で共有します。

・立ち入り禁止区域:

 吊り荷の下やクレーンの旋回範囲に、関係者以外が立ち入らないように、
 カラーコーンやロープなどで立ち入り禁止区域を明確に設定します。

【安全のポイント】

これらの確認項目は、作業員全員で共有し、チェックリストを作成して一つずつ確認することをおすすめします。
どんなに慣れた作業でも、油断は禁物です。

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クレーン操作時の注意事項

指揮者との連携を密にする

・合図の徹底:

 指揮者の合図を確実に理解し、その合図に従って操作します。あいまいな合図や、
 見えない場所からの合図には絶対に従わないでください。

・一人合図の原則:

 合図者は一人に限定します。複数の人から合図が出された場合、
 混乱を避けるため、最初に決めた指揮者の合図のみに従います。

吊り荷の状態を常に確認する

・荷振れ(にぶれ)防止:

 吊り荷は急発進、急停止させず、ゆっくりと丁寧に操作します。
 特に吊り上げ、降ろし始めは、荷振れが起きやすいので注意が必要です。

・障害物の確認:

 吊り荷が他の物体や作業員に接触しないか、常に周囲を監視します。
 障害物との距離が近い場合は、一度停止して再確認します。

・安定性の確認:

 吊り荷のバランスが不安定でないか、ワイヤーロープやフックに異常がないか、常に監視します。

操作の基本を守る

・過負荷操作の禁止:

 クレーンの定格荷重を超えて吊り上げないでください。過負荷はクレーンの転倒や破損の原因となります。

・急な操作はしない:

 吊り荷の揺れや急激な負荷を避けるため、ゆっくりと滑らかに操作します。

・吊り荷の下に立ち入らせない:

 吊り荷の下は絶対に立ち入り禁止です。また、吊り荷を人の上を通過させないように注意します。

・不具合時の対応:

 クレーンから異音や振動を感じたり、少しでも異常を感じた場合は、すぐに作業を停止し、
 安全な場所へ移動してから点検を依頼してください。

作業終了時の注意

・吊り荷の安全な着地:

 吊り荷は指定された場所に慎重に着地させましょう。また、吊り荷の位置を
 微調整する際に、玉掛け作業者が手を挟まれてしまう危険性があります。
 ※直接つり荷及び玉掛用具に触れず、手鉤(テカギ)棒を使用しましょう。

・クレーンの格納:

 作業が終了したら、クレーンを安全な場所へ格納し、ブームやフックを所定の位置に戻します。


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まとめ

クレーン作業の安全確保は事前準備と操作時の徹底が鍵となるでしょう。
事故を防ぐためには、作業前の入念な確認と、操作時の絶え間ない注意が不可欠です。

作業前には、作業環境、クレーン本体、玉掛け用具、そして作業計画を詳細にチェックしましょう。
特に、周囲の障害物や天候、吊り荷の正確な重量や重心、連絡体制の共有を徹底することが重要です。

操作時は、指揮者との連携を密にし、「一人合図の原則」を守ってください。吊り荷はゆっくりと慎重に扱い、
過負荷操作や急な動作は絶対に避けること。また、異音や異常を感じたらすぐに作業を中止しましょう。

これらの基本を徹底することで、クレーン作業の安全は大きく向上します。
どんなに慣れた作業でも油断せず、常に基本に忠実な行動を心がけましょう。


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