フォークリフトの死角で事故を起こさないための対策

目次[非表示]

  1. 1.フォークリフトの死角
    1. 1.1.フォークリフトの作業エリアと歩行帯を分けていない
    2. 1.2.見通しの悪いコーナーや出入口付近
    3. 1.3.前進走行時のマスト
    4. 1.4.バック走行時のリーチフォークリフトの右側
    5. 1.5.積み下ろした荷物の物陰
    6. 1.6.建屋内の袋小路
  2. 2.フォークリフトの死角が原因となる事故
    1. 2.1.バック走行時の接触事故
    2. 2.2.フォークリフト同士の衝突事故
    3. 2.3.積荷が死角となる衝突事故
  3. 3.死角をカバーするための対策
    1. 3.1.警告灯
    2. 3.2.ブザー
    3. 3.3.作業エリアの区別
    4. 3.4.5S活動の推進
  4. 4.まとめ

フォークリフトの死角

フォークリフトを運転していると、どうしても見えない範囲、「死角」があります。その死角に人がいた場合、
気付かずに接触してしまい重大な事故になってしまうケースも少なくないので、事前に死角になりやすい場所を
把握しておくことが必要です。今回はフォークリフトの運転時に生じる死角の例や、事故を起こさないための
対策について紹介していきます。

フォークリフトの作業エリアと歩行帯を分けていない

走行中のフォークリフトに近付く事は非常に危険です。フォークリフトの作業エリアと
歩行者の通行場所が分けられていないとそのような危険な状況になりやすいでしょう。
フォークリフトと歩行者がお互いの存在に気付かずに接触してしまい、重大な労働災害も起こっています。

見通しの悪いコーナーや出入口付近

見通しの悪いコーナーや出入口付近は死角になりやすく、いきなり人や他のフォークリフトが
出てくる事があります。一旦停止やコーナーにミラーを設置し、安全を確認して走行しましょう。

↓パレティーナ・プラパレが滑らない!!

前進走行時のマスト

フォークリフトの前方には2本のマストがあります。そのマストの向こう側が死角となり、マストと重なった人や
物は見えなくなりますので、普段から安全なスピードで走行し、曲がり角では安全確認を行いながら運転しましょう。

バック走行時のリーチフォークリフトの右側

リーチ式フォークリフトの場合はバック走行時の右側に注意が必要です。運転手の乗車姿勢は
左半身に寄っているため、右後方の視認はかなり体を回して行う必要があります。
そのため、バック走行時の右後方の確認は意識してしっかりと行いましょう。

積み下ろした荷物の物陰

積み下ろした荷物の物陰から人が出てくる可能性があります。積み下ろされた荷物によって
作業前と途中では周囲の状況が変わるので注意が必要ですが、運転手も目の前の作業や
荷物に気を取られ、人に対する意識は薄れる傾向にあります。

建屋内の袋小路

建屋内で袋小路になっている場所も死角になりやすいでしょう。フォークリフトで進入すると、
別のフォークリフトが作業しており、気付かずに衝突してしまうケースも多いようです。

↓フォークリフトの差し込み長さが一目でわかる!!

フォークリフトの死角が原因となる事故

フォークリフトの死角によってどのような事故が起こってしまうのか、考えられるケースを上げていきます。

バック走行時の接触事故

バック走行時は特に死角が多くなってしまいます。サイドミラーのみでの確認では真後ろが、
体を捻って目視で確認しても反対側のサイドが死角になります。運転手はフォークリフトで荷物を
持ち上げた後はその荷物に気を配りながらバック走行しますので、後方への意識は薄くなってしまい、
車両後方に人がいた場合は接触による重大な事故に繋がってしまいます。

フォークリフト同士の衝突事故

死角によって人や物への接触だけではなく、フォークリフト同士の衝突事故も起こってしまいます。
狭いスペースや建屋の出入口は死角になりやすく、他のフォークリフトが中で作業しているフォークリフトに
気付かずに進入してしまい、衝突してしまう事もあります。 その他、お互いがバック走行していたり、
見通しの悪いコーナーでの出会い頭でも衝突事故が起こりやすくなっています。

↓フォークが水平かどうか一目でわかる!!

積荷が死角となる衝突事故

フォークリフトで高さのある荷物を運ぶ場合、前進で走行してしまうと視界不良で死角が多くなってしまいます。
壁や他の荷物などに衝突したり、前方にいる人に接触したりと非常に危険です。
その他、荷物の多い作業場であれば死角も多くなります。荷物の陰から人が出てくることや、荷物を高く積んでいれば
他のフォークリフトの存在にも気付かずに車両同士が衝突したり、重大な事故に繋がる事もあります。

死角をカバーするための対策

死角による事故を抑制するための対策方法を紹介します。事故を無くすためにも積極的に取り入れましょう。

警告灯

車両の接近を視覚で周囲へ知らせる事ができます。死角が多い、薄暗い、騒音の大きい作業環境では
特に効果を発揮しますので、人身事故の未然防止の為にも使用することをお勧めします。

ブザー

ブザー音でフォークリフトの接近に歩行者が気付く事ができます。
ほとんどのフォークリフトはバック走行のみはブザーが鳴るようになっていますが、
前進走行時にもブザーが鳴るようにもできます。中には日本語の音声で警戒を促すものもあり、
普段現場にいない人も瞬時に理解することができる効果があります。

作業エリアの区別

歩行帯を設けてフォークリフトの作業エリアと歩行者の通行場所を分けましょう。床面に塗装や
フィルムを貼り付けて色分けするか、フェンスを設置してお互いの進入を防止すると良いでしょう。
また、フォークリフトと歩行者の通路が交わる場所は、お互いが一旦停止と指差呼称を行い注意を払いましょう。

5S活動の推進

フォークリフトの作業スペースに限らずですが、5Sが徹底されていないと物が散乱し、
死角も増えてしまいます。普段から「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5Sを心掛けて
全体で実施し、作業しやすい安全な環境をつくりましょう。

まとめ

フォークリフトの運転席からは様々な死角が生じます。どこが死角になるのかを事前に
しっかりと把握しておきましょう。死角に注意しながら作業することはもちろん大事ですが、
事故を防ぐために死角をカバーする対策も積極的に行っておきましょう。

フォークリフトに関するお役立ち情報はこちら

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