フォークリフトのバック走行の仕方

目次[非表示]

  1. 1.フォークリフトバック走行の仕方
    1. 1.1.バック走行の姿勢
    2. 1.2.ハンドルを切る方向
  2. 2.後進直角走行・後進クランク走行のやり方
    1. 2.1.後進直角走行のやり方
    2. 2.2.後進クランク走行のやり方
  3. 3.バック走行の注意点
    1. 3.1.後方確認
    2. 3.2.荷物の安定性を確認
    3. 3.3.ハンドルを回しすぎない
    4. 3.4.内輪差に注意
    5. 3.5.徐行運転
  4. 4.バック走行が上手くなるコツ
    1. 4.1.前後進レバーを活用する
    2. 4.2.車両感覚をつかむ
  5. 5.まとめ

フォークリフトバック走行の仕方

フォークリフトは乗用車の運転に比べてバック走行を行う頻度が多くなります。理由は荷物を持ち上げると
前方の視界が悪くなるためで、これはフォークリフトの講習で習った方も多いのではないでしょうか。とは言え
バック走行は前進走行よりも危険が多いので、正しいバック走行の仕方を覚えて安全な操作を心掛けましょう。

バック走行の姿勢

ハンドルはいつも通り左手で操作します。これは前進走行の時もバック走行の時も同じです。
体を捻って後方を向き、進行方向に障害物がないかを目視しながらバック走行を行いましょう。

ハンドルを切る方向

基本的には車と同じで、曲がりたい方向にハンドルを回します。フォークリフトは
車よりもバック走行を頻繁に行いますので、混乱して誤った操作をしないように
「曲がりたい方向に回す」ということを覚え、落ち着いて操作しましょう。

後進直角走行・後進クランク走行のやり方

「後進直角走行」はバック走行しながら角を90度に曲がる事で、「後進クランク走行」は短い間隔で
交互に右左折する狭路を走行する事です。バック走行時に障害物にぶつからないよう、
基本的な操作方法と切り返しのタイミングを覚えておきましょう。

後進直角走行のやり方

  1. バックで通路の中央を走行します。
  2. コーナーの少し手前で曲がる方の角を見ながら、シート中央と
    角が重なったタイミングでハンドルを約1回転半切ります。
  3. 曲る時に前輪タイヤと曲がる方の角が20~30cm離れていればリフトのウエイト
    中心を見て、後方の通路中央の近くまで行ったらハンドルを元の位置に戻しましょう。

後進クランク走行のやり方

  1. バックで通路の中央を走行します。
  2. コーナーの少し手前で曲がる方の角を見ながら、シート中央と
    角が重なったタイミングでハンドルを約1回転半切ります。
  3. 曲る時に前輪タイヤと曲がる方の角が20~30cm離れていればリフトのウエイトを
    見て、ウエイトが曲る方向の角より内側に入ったタイミングでハンドルを戻します。
  4. 後進クランクの場合はステップが曲る方向の角の横に来たらハンドルを約1回転半切ります。
  5. 曲る時に前輪タイヤと曲がる方の角が20~30cm離れていればリフトのウエイト
    中心を見て、後方の通路中央と重なったタイミングでハンドルを元の位置に戻しましょう。


前輪タイヤと角が約30cmあいていればすばやく右側後方を見る。
カウンタウエイト中央部分が通路中央線と一致したらすばやくハンドルを戻します。

バック走行の注意点

バック走行時の接触事故は当然ですが少なくありませんので、特に注意したい点を挙げていきます。

後方確認

サイドミラーだけに頼らず体を捻って後ろを向き、目視で確認を行いましょう。
事故を起こさないベテランの運転手を見ると死角を見逃さないために左右どちらかではなく
両側に体を捻って目視するようにしているようです。
それでもよく見えないところがあれば一旦止まって、周囲の安全を確認してから走行しましょう。
操作や場所に不慣れなうちは走行前に走行するルートを確認しておくとより安全に走行しやすいと思います。

荷物の安定性を確認

バック走行時はどうしても後方に気を取られてしまいますが、荷役中であれば荷物にも気を配る事が必要です。
曲がるときに遠心力で荷物が傾いたり滑落する事や、障害物や壁等にぶつけてしまう事もあります。
後方を目視しながら前方にある荷物の安定性まで確認することは簡単ではありませんが、
荷役中のバック走行時こそゆっくりと余裕を持って状況を確認できる速度で走行しましょう。

↓パレティーナ・プラパレが滑らない!!

ハンドルを回しすぎない

フォークリフトは狭い所でも操作できるように小回りが利く構造になっているため、ハンドルを回しすぎると
車体の振り幅が大きくなります。壁等に車体をぶつけてしまう事や、急ハンドルによって荷役中の荷物はもちろん、
車体自体も横転してしまう可能性がありますので、ハンドルは回しすぎないように注意しましょう。

内輪差に注意

フォークリフトは後輪操舵となっています。つまり自動車とは異なり、後輪で舵取りをするのでバック走行時は
内輪差が生じます。曲がる時は自動車と同じ感覚で操作しないよう注意が必要です。

徐行運転

バック走行時は徐行運転をしましょう。後方の安全はもちろん、荷役している荷物の安定にも注意が必要です。
事故防止の為に確認する箇所が多いのでゆっくり走行しましょう。

バック走行が上手くなるコツ

フォークリフトのバック走行が上手くなるためのコツを紹介します。

前後進レバーを活用する

減速や停止の操作をブレーキペダルのみで行っていると、誤って強く踏み込んでしまった場合に
急停止してしまう事があります。例えば荷物の重量の影響で停止する際のブレーキの感覚は
一定ではなかったりするので、このような事例はいつでも起こる可能性があります。フォークリフトを
急停止させてしまうと荷物が崩れてしまう等、損害に繋がってしまいますのでゆっくりと停止させましょう。

コツとして前後進レバーを活用する事をおすすめします。
減速や停止したい時に倒している前後進レバーを離すとゆっくりと減速します。ただし、すぐに停止はしないので
ブレーキペダルを使う必要はありますが、ブレーキペダルのみの操作よりもスムーズに減速と停止が可能です。

車両感覚をつかむ

車幅とフォーク長さを含めた全長の車両の大きさの感覚、ブレーキの利き方、後輪操舵による曲がり方、
ハンドルをどの程度回すとどのくらい曲がるのか、スムーズに操作するためには車両の感覚をつかんでおきましょう。

フォークの差し込み加減等はフォークに目印を付ける等で視覚化ができますが、運転操作については
感覚に頼る部分が多いように思いますので、会社に許可を得てフォークリフト操作の練習をさせてもらう事が
上達への近道と言えるでしょう。

↓フォークリフトの差し込み長さが一目でわかる!!

まとめ

バック走行時は正しい乗車姿勢で、後方確認や荷役中の荷物の安定性の確認は必ず行い、
少しでも不安なところがあれば一旦停止して安全を確認してから走行しましょう。
曲がる時の感覚も自動車とは異なりますので、正しいハンドル操作と車両の感覚を覚え、
慣れるまでは慎重に操作しましょう。

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