- 改善事例 -
②爪の水平・角度の誤認を大幅に改善する方法とは?

作業者の視覚に入る位置に
水平器を取り付けて視覚化 !

1.高所は特に、姿勢を傾けたり一旦降車して水平を確認


高所へ積み下ろしする場合にはベテラン作業者でも身体を斜めに傾けて、確認しないと水平が分からず、シビアな作業になれば一旦降りてから確認する事も多い。まずは作業者が高所におけるチルト角調整の難しさをしっかりと理解する事が大切。

フォークの水平角度はわかりづらい

2.マストと車体の距離の差がわかる治具を自作する


カウンターフォークリフトの場合、爪部分だけが傾くのではなくマストごと傾くので、チルト角調整の際に車体とマストの間の距離が変わる。その距離の差がわかるような治具を自作し、水平の際の位置をマーキングしておけば、そこから上がっているか下がっているかを視覚化する事ができる。ただし、どうしても取り付け位置が目線よりずいぶん下になってしまうため、作業者の視界に入りづらいという問題がある。

マストの角度変位は、見づらい

3.気泡タイプの水平器を目線の高さに取り付ける


市販の気泡タイプの水平器を両面テープ等でマストに取り付ける。目線の高さに合わせて取り付けておけば、マストの傾きを水平器が捉え、視覚化する事ができる。揺れが敏感過ぎて、気泡の揺れが収まるのに時間がかかる事、また気泡部分が小さすぎて非常に見えにくい事が課題。

市販の水平器の写真
市販の水平器は見えない

4.フォークリフト専用水平器で視覚化


作業者の視線に合わせてマグネットで後付けできる優れもの。爪の角度に合わせて針が上下するので、これなら誰でも爪の角度や水平かどうかわかる。爪の高さがどこにあっても常に作業者の視界に入る。外観のインパクトも大きいので、角度の確認を作業者に習慣化する事ができる。

水平チェッカーはマグネットでマストに取付
作業者の目線で水平が見える
水平チェッカー取付状態UP
フォークの角度が変わると針が動く