フォークリフト用タイヤの種類と選び方を解説

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目次[非表示]

  1. 1.フォークリフトタイヤの種類とは?
  2. 2.リーチフォークリフト用タイヤの種類
    1. 2.1.部位別種類
    2. 2.2.タイヤの材質別種類
  3. 3.カウンターフォークリフト用タイヤの種類
    1. 3.1.ノーパンクタイヤ(ユニークタイヤ)
    2. 3.2.エアータイヤ(ニューマチックタイヤ)
    3. 3.3.エアボスタイヤ(穴あきタイヤ)
  4. 4.カウンターフォークリフト用タイヤのサイズについて
  5. 5.フォークリフト用タイヤの交換時期
  6. 6.フォークリフト用タイヤの選び方
  7. 7.フォークリフト用タイヤの注意点
    1. 7.1.タイヤ空気圧
    2. 7.2.タイヤの変形
    3. 7.3.タイヤ痕
  8. 8.まとめ

フォークリフトタイヤの種類とは?

フォークリフトには立った状態で運転する「リーチタイプ」と座った状態で運転する「カウンタータイプ」がありますが、
それぞれ使用するタイヤは異なりまので、タイプ別にタイヤの種類と特徴を解説していきます。

リーチフォークリフト用タイヤの種類

部位別種類

リーチフォークリフトは、3種類のタイヤから構成されています。

  • ロードタイヤ = 車体前方の左右についているタイヤです。
  • ドライブタイヤ = 後部の左側についている駆動輪です。
  • キャスタータイヤ = 駆動輪の反対側(後輪の右側)についており駆動輪の補助的な役割です。

タイヤの材質別種類

リーチフォークリフトでは、主に「黒ゴム」か「ウレタン」のタイヤが使用されており、各材質の特徴を下記にまとめます。

黒ゴム = スタンダードなタイヤの材質で、グリップ力があり滑りやすい路面に向いています。
      ウレタンに比べてクッション性があり、購入費用も安価です。

ウレタン = 耐荷重や耐摩耗性に優れているため長寿命で、タイヤ痕も目立ちません。
     購入費用は高いですが、ランニングコストではメリットがあると言われています。

↓パレティーナ・プラパレが滑らない!!

カウンターフォークリフト用タイヤの種類

ノーパンクタイヤ(ユニークタイヤ)

通常のエアータイヤと違って中が全てゴムになっているため、パンクの心配がありません。
路面に金属片(釘等)が落ちている環境でも安心して使用できます。
デメリットはクッション性が低く乗り心地が良くない事や、重たいため取り付けや燃費の面で影響があります。
購入費用はエアータイヤに比べて高いですが、長く使えるためランニングコストでメリットが出るケースもあります。

エアータイヤ(ニューマチックタイヤ)

標準的なタイヤでクッション性があり乗り心地は良く、長距離や路面の悪い屋外での移動に適しています。
タイヤ自体も軽いため操作しやすく、取り付け作業や燃費面でも懸念はないでしょう。
タイヤ交換も比較的低コストで行えます。デメリットはやはりパンクの可能性がある事と、
空気圧の調整を定期的に行う必要がある事です。

エアボスタイヤ(穴あきタイヤ)

ノーパンクタイヤの側面に穴をあけたタイヤです。ノーパンクタイヤのメリットとエアータイヤの
乗り心地を兼ね備えています。側面の穴で軽量化を図り、衝撃も吸収してくれる事でオペレーターの
疲労軽減にもつながります。デメリットとしてはノーパンクタイヤよりも高価になってしまう事です。

カウンターフォークリフト用タイヤのサイズについて

タイヤサイズはタイヤの側面に明記されています。
※写真のタイヤサイズは「6.50-10/5.00」です。

6.50 = タイヤ幅(インチ)

10 = リム径(インチ)

5.00 = リム幅(インチ)

↓フォークリフトの差し込み長さが一目でわかる!!

フォークリフト用タイヤの交換時期

スリップサインを目安に交換しましょう。タイヤの側面にある△の目印がスリップサインです。
すり減ったタイヤを使い続けてしまうと予期せぬところでスリップしてしまい事故に繋がる可能性があります。
その他、タイヤが薄くなってしまう事でフォークリフトの車高が低くなり、路面の段差や傾斜で車体を地面に
擦ってしまう事もあります。タイヤは消耗品ですので定期的にチェックし、適切なタイミングで交換していきましょう。

フォークリフト用タイヤの選び方

主に路面状況に適したタイヤを選びましょう。

カウンタータイプの場合、長距離走行や路面の悪い屋外で作業する場合はエアータイヤ、路面に
金属片(釘等)が落ちている場合はノーパンクタイヤかエアボスタイヤを選定すると良いでしょう。

リーチタイプの場合、屋外での作業が多い場合は黒ゴムタイヤ、屋内で路面がきれいな場合は
ウレタンタイヤを選定するとタイヤ痕が目立ちません。

↓フォークが水平かどうか一目でわかる!!

フォークリフト用タイヤの注意点

フォークリフトの車重は想像以上に重く、運搬物も含めるとかなりの重量をタイヤが受け止める事になります。
そのためタイヤの空気圧や変形への注意点と、路面へのタイヤ痕の対応をまとめます。

タイヤ空気圧

一般的な乗用車のタイヤの空気圧は2~2.5kPa程度ですが、フォークリフトのエアータイヤは
7~10kPaと非常に高い空気圧が必要です。

空気圧が低い状態で使用してしまうとタイヤの変形やひび割れが発生しやすくなり、早期の交換が必要に
なってしまいます。その他、操作性も悪くなりますので、月に一度は定期的に点検を行った方が良いでしょう。

タイヤの変形

フォークリフトは重量がありますので、長期間使用しない状態が続くと自重でタイヤが変形してしまう事があります。
一度変形してしまうと元に戻らないため、長期間使用する予定がない場合はタイヤを取り外して保管する等の対策をしておきましょう。

タイヤ痕

工場など屋内でフォークリフトを使用する場合、タイヤ痕が床に付いてしまう事で工場内の見た目が損なわれます。
対策例としては「カラータイヤ」の使用です。一般的なタイヤの色は黒ですが、カラータイヤは白や緑色で、
床と同色のカラータイヤを使用することでタイヤ痕が目立たなくなります。

まとめ

フォークリフトを安全に使用するためには3種類の点検をしっかりと行いましょう。
作業開始前には作業開始前点検 (始業点検)、月1回の定期自主検査(月次点検)、
年1回の特定自主検査(年次点検)の3種類で、月1回の定期自主検査と
年1回の特定自主検査の記録は3年間保管する必要があります。

また、作業開始前点検を習慣化することで不具合を早期に発見し、作業中の故障や
事故を未然に防ぐことができるので、安全作業やコスト削減にも繋がります。

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